〈私見としての現代日本の特質〉
体制は戦前と変わってはいない。
多くの分野で過去の過ちに触れようともせず、うやむやにしている。過ちを正す気はない。当然誰も責任を取らない、取らせない。
権力のコントロール下お上が統治している。

国民はお上に楯突かない。自分に害がなければそれでいいのだ。何を言っても無駄だし、面倒くさいから長い物には巻かれろ。国民に奴隷根性と日和見主義が染み付いている。

国民の関心は我だけ今だけカネだけ。カネは万能、人生の目的。他人はどうでもいい。
資本主義は貨幣の増殖を目指すのが目的。直接的に人びとの幸福や平穏を目指すものではない。
貨幣が価値。貨幣は万能、貨幣で何でも手に入る。
生活必需品は本来商品ではないのではないか。生活必需品は買うのではなく、配給で。

平気で盗む殺す人がいる、わが子でも。
若者の興味は恰好と可愛らしさ。TVやNETでの芸人やアイドルの与太話。ビール飲んでセックスして満足。人生、オモシロ可笑しければgood。

国民はお上から自由・平等・正義・権利の言葉を与えられただけ。お上はそれらの語を喋り書くだけ、現実化せず。
国民が自ら勝ち取った制度はあるのか。

歴代政府は原爆投下を非難せず。戦後わが国は米国の支配下に。為政者は国を国民を安寧にする気はあるのか、売国奴ではないか。国を変革する気概なく、もろもろの既得権益を護持するだけではないか。
敗戦時の至上命題は天皇制の護持だろう。為政者はその天皇制を政治利用する。

相変らずの植民地主義・民族主義・差別主義。
与野党とも反共カルトと癒着。日本会議・神社本庁とも。
国民を戦争に駆り立てた勢力が、世襲議員などを使い再び戦争をする国にしようとしている。
沖縄・沖縄県民への米日基地の押し付け。

メディアの政権支援。権力者への忖度、国民無視。メディア自身による自己否定。

国会は審議する機関として死に体。重要案件を内閣で決定、強行採決、与野党の談合など。

原発は企業のため軍需政策のために国民を犠牲にしている。
入管法は外国人を差別、排除、処罰、愚弄するもの。

参考ー〈現代日本の政治・社会をめぐる出来事〉（朝日新聞2023年4月30日号記事より抜粋）
民間人・自民党・団体による言論封殺。
警察による盗聴。
カルトによる言論への威圧。
地方公共団体が報道機関の取材拒否。
政党・政治家への不正献金と賄賂。
天皇の戦争責任論への攻撃。
皇室に対する言論への圧力。
女性言論人への嫌がらせ。
右翼からの左翼へのテロ。
宮内庁の時代錯誤。
裁判官の原告への命令。
教師の体罰。
労組への不公平。
談合の横行。
入管の苛酷な取り調べ。
陸自が海外へ。
外国人排斥。
宗教団体内の暴力。
右翼の抗議で市議会決議を撤回。
メディアのカルトへの忖度。
「君が代が国家はおかしい」に右翼の攻撃。
労組に背面監視。
部落差別。
自民党が報道モニターを委嘱。
「日本は天皇を中心とする神の国」。
国家秘密法。
警察が中国人を敵視。
大手重工業の社員思想リスト。
衆議院議員が右翼に殺害される。
自衛隊のイラク派遣。
ジェンダーフリーを攻撃する保守系議員。
共産党のビラ配り逮捕。
絡みつくネット右翼。
愛国心盛り込んだ改正教育基本法。
暴力団に射殺された長崎市長。
中国人技能実習生と奴隷労働。
基地反対の岩国市に国が補助金差別。
アジア蔑視のヘイトスピーチ。
原発事故。
君が代起立斉唱を義務づけ。
いじめ自殺。
自民党がTV各局に圧力。
朝日新聞慰安婦問題の記事を不掲載に。
パートナーシップ証明と差別。
辺野古埋め立て強行。
自民党が「マスコミを懲らしめろ」と。
集団的自衛権の行使を可能に。
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」。
青年会議所も右翼的ツィート連発。
参院選応援演説中ヤジの聴衆を警察が排除。
県知事のリコール署名を偽造。
森元首相の女性蔑視発言。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上